蔵屋さん 傾き修正2
蔵屋さん 建物傾き修正
既存建物を出来る限りチェックし、更に建物周りを掘削して基礎コンクリート等の確認、基礎地盤の確認を行いました。その結果、最大で17CMの沈下があり、建物が傾いたのは、基礎地盤の土質にあまり良くない部分があり、不等沈下(建物が全体に同じだけ沈下するのではなく、一部が沈下するため建物が傾く)を起していたことが判明しました。修繕方法としては、簡単に説明すると、基礎コンクリートごと油圧ジャキで持ち上げ建物の傾きを修正し、もう下がらないよう基礎の下に特殊な方法で支持杭を圧入したり、持ち上げた基礎の下側に既存の基礎より面積の大きい鉄筋コンクリートの盤(耐圧盤)を作成する等の方法があります。今回は、お客様と相談の上、後者の耐圧盤を既存の基礎コンクリートの下側に設置し沈下を防ぐ方法で施工することになりました。
掘り出した既存基礎コンクリートにジャッキを取り付ける金具を固定するアンカーボルトを取り付けます。
ジャッキ取付金具を既存基礎コンクリートに設置しました。
ジャッキを設置し、いよいよ持ち上げ開始です。
ジャッキで慎重に持ち上げてます。急激に上げると建物の損壊につながりますので、建物の各部を入念にチェックしながらゆっくりと加圧して持ち上げます。
レーザーを使って、確認します。
掘り出した既存基礎コンクリートにジャッキを取り付ける金具を固定するアンカーボルトを取り付けます。
ジャッキ取付金具を既存基礎コンクリートに設置しました。
ジャッキを設置し、いよいよ持ち上げ開始です。
ジャッキで慎重に持ち上げてます。急激に上げると建物の損壊につながりますので、建物の各部を入念にチェックしながらゆっくりと加圧して持ち上げます。
レーザーを使って、確認します。
蔵屋さん 基礎コンクリート掘り出し
蔵屋さん 着手前
中津川でとんかつが大変美味しかった蔵屋さんが、少し前まで、中華料理店にお店を貸しておられましたがリニューアルオープンすることになり、当社が改修工事を担当することになりました。
ただし普通の店舗改修だけではなく、なんと建物が傾いており、基礎コンクリートを掘り出して傾きを修正する大変な工事になりました。
外観は特に問題無いように見えますが、よく見ると・・・
水平器を載せると、見にくいですがだいぶ傾いてます。(^_^;)
外壁も大きなクラックがありました。
クラックのアップです。
2階の広間です。特に異常はありませんが、以前に建物が傾いたまま、床を貼り直したようなので今回建物の傾きを修正すると床が水平ではなくなるため、貼り直す予定です。
同じく、2階広間の様子です。
ただし普通の店舗改修だけではなく、なんと建物が傾いており、基礎コンクリートを掘り出して傾きを修正する大変な工事になりました。
外観は特に問題無いように見えますが、よく見ると・・・
水平器を載せると、見にくいですがだいぶ傾いてます。(^_^;)
外壁も大きなクラックがありました。
クラックのアップです。
2階の広間です。特に異常はありませんが、以前に建物が傾いたまま、床を貼り直したようなので今回建物の傾きを修正すると床が水平ではなくなるため、貼り直す予定です。
同じく、2階広間の様子です。